平成24年度 博士課程教育リーディングプログラム:東京大学 ソーシャルICT グローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム

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GCL TechTalk シリーズ

2015/10/28 Global Design BBS: 「 ICTは若者の自殺を防げるか-『夜回り2.0』が切り開く新しいネット自殺臨床」

※コース生で事前登録が出来なかった方も、当日参加は可能です。受付でお申し出ください。
※本BBSの出席レポートは、GCLコース生2年次選抜時の参考に使います。

※本講演はGCLコース生、情報理工学生以外の本学関係者も参加いただけます。

 

日時: 2015年10月28日(水)3限 13:00-14:50
場所: 工学部3号館 GGLラボ
テーマ: 「 ICTは若者の自殺を防げるか-『夜回り2.0』が切り開く新しいネット自殺臨床」
講師: 伊藤次郎 (NPO「OVA」代表 )
概要:
NPO「OVA」代表 伊藤次郎さんは自殺願望者が自殺を具体的に考え始めると特定の情報探索行動を行うことに注目し「死にたい」等の言葉を検索するとリスティング広告によって支援サイトに誘導するという『夜回り2.0』を開発しました。一見既存の手法の組み合わせに見えますが、この方法は自殺ハイリスク相談者獲得単価137円という劇的な成果を上げ、NHK・朝日新聞他に取り上げられ「世界初の試み」と評されました。伊藤さんは本学出身の末木新先生(和光大学)と共に国立精神・神経医療研究センター・自殺対策を推進する議員の会・内閣府など公的機関に招かれ、諸学会でも活動の場を広げています。講演を受けた後、小グループに分かれ、臨床心理系・公衆衛生系コース生には、対象とするべき自殺ハイリスク者の検索語や支援サイトのあり方を、情報工学系コース生にはより効果的なネット上行動の追跡技術を、政策・経営系コース生にはあるべき自殺対策システムのあり方を、小グループに分かれてディスカッションする時間を設けたいと思います。

プログラム:
1.講演
2.小グループによるディスカッション
3.グループ発表と質疑応答


お問合せ:GCLプロジェクトインキュベーション機構
pim [at] gcl.i.u-tokyo.ac.jp ([at] を@ に変えて送信してください)


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