平成24年度 博士課程教育リーディングプログラム:東京大学 ソーシャルICT グローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム

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GCL TechTalk シリーズ

2014/05/29(R2P)Global Design Lecture & Seminar:成熟化社会の技術

場所:東京大学工学部2号館3F 電気系会議室1AB

1. タイトル:都市成熟化時代の都市再構築戦略
日時:5月29日(木)14:50~16:20
講演者:浅見泰司
(東京大学大学院工学系研究科 都市工学専攻・教授)
講演内容:都市の成熟化というのは、昔は市街地が充填し安定的な状態に移行するというイメージだったが、現在は市街化がピークを迎え縮退に転じることである。そのため、再構築にあたっては、衰退傾向を打破し、より良い方向に誘導していくことが求められている。土地利用強度の低い市街地形態への改変にあたっては、これまでのより土地利用強度が高い利用との価値のギャップで転換費用を埋めるというこれまでのビジネスモデルは成り立たない。個々の行動が社会全体になるべくプラスになる新たな工夫が求められている。

2.タイトル:ビッグデータの動向と医療画像データの機械学習事例

日時:同 16:40~18:10
講演者: 髙田 正彬(新日鉄住金ソリューションズ株式会社 技術本部 システム研究開発センター)
講演内容:ビッグデータは、大量・高速・複雑なデータの利活用を表す概念である。  数年前に登場したHadoopなどの技術が、このムーブメントの火付け役となった。  本講演の前半では、ビッグデータがなぜ注目されているのか、主に技術的観点から解説する。  また、現在はこれらの技術が成熟してきており、一般企業にもビッグデータの活用環境が普及しつつある。  本講演の後半では、技術の活用事例として、当社で行った医療画像データの機械学習事例を紹介する。  Hadoopを利用してアルツハイマー病の診断を試み、評価した。

なお,本Lecture & Seminarの出席レポートは,GCLコース生2年次選抜時の参考に使います.

問い合わせ先:
GCLプロジェクトインキュベーション機構(pim@gcl.i.u-tokyo.ac.jp)


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