平成24年度 博士課程教育リーディングプログラム:東京大学 ソーシャルICT グローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム

ホーム > GCLについて > GCLの概要

GCLの概要

リーディングプログラムについて

博士課程教育リーディングプログラム」とは、統合的な視野と、独創的な発想を備え、産学官の各方面でグローバルに活躍するリーダーを育成する大学院教育プログラム支援事業です。優秀な学生をプログラムに集め、国内外の第一級の教員と産学官の参画のもと、専門分野の枠を超えた質の高い学位プログラムを構 築・提供する大学院教育を支援し、最高学府に相応しい大学院の形成を推進します。「ソーシャルICTグローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム」は24年度 複合領域型(情報)に採択されました。

ソーシャルICTグローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム(GCL)が考えるリーダーは、情報および制度・経済の横串とグローカルな視点で現代の社会•経済システムの動態を理解し、本質的な問題や可能性を発見する能力と技術を有する人材です。「先端科学技術のポテンシャルと人々にとっての価値•意味の両方を深く理解し、高い理想と倫理のもとに、新たな社会のビジョンと価値創造のシナリオを描く能力」、「ビッグデータ、複雑システム、ヒューマンシステムの先端 ICT と工学、農学、医学、社会科学の高度専門力を基盤とし、新たな知識社会経済システムを創造的かつ具体的にデザインする能力」、「新しいデザインを具現化するプロジェクトを立案し、ステークホルダーのコンセンサスを得て、世界トップレベルの専門家集団を率い、戦略的プロジェクトマネジメントのもとに、オープンスパイラル型の実践方法論で強靭に推進•達成する能力。また、その方法論自体を創造する能力」、これらのすべての能力を有する人材,イノベーション力を有する学生を育成するのが,GCLの目標です。

プログラムを修了すると、自専攻の博士号に「ソーシャルICTグローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム修了」を附記した学位記が授与されます。別途コース修了証も交付されます。
gcl_pamph

 

 

 

 

 

発行年月:2017年4月
総ページ数:10ページ
サイズ:A4 / 和英併記
PDF 1.22MB

本コース履修資格

以下の条件を満たし、コース履修申請を経て、履修が認められた者

  • 以下に挙げる本学大学院修士課程に所属している者。
    • 情報理工学系研究科(コンピュータ科学専攻、数理情報学専攻、システム情報学専攻、電子情報学専攻、知能機械情報学専攻、創造情報学専攻)
    • 学際情報学府(学際情報学専攻)
    • 工学系研究科(都市工学専攻、電気系工学専攻)
    • 医学系研究科(社会医学専攻、健康科学・看護学専攻、公共健康医学専攻)
    • 農学生命科学研究科(農学国際専攻)
    • 教育学研究科(臨床心理学コース)
    • 経済学研究科(マネジメント専攻)
    • 公共政策大学院
    • 法学政治学研究科(総合法政専攻)
  • 上のいずれかの専攻において博士後期課程進学を目指すもの
  • 広い意味で、先端ICTとその社会への応用に関心を持ち、積極的にそれらを学習する意欲のある者。

2年次以後の進級者は、上に加えて:

  • 先端ICTに基づいた社会的イノベーションにおけるリーダーとなることを志す者。
  • 本プログラムの趣旨、履修要件等のルールを十分に理解する者。
  • 博士の学位記に本プログラムを修了したことが付記されることを了解している者。

各年次の趣旨と募集人数

ソーシャルICT グローバル・クリエイティブリーダー育成コース
図.GCLプログラムの年次進行

1年次(修士1年相当):

所属専攻の専門的知識・実践力を修得・強化しつつ、本コース独自の科目により社会イノベーションやソーシャルICTについての基礎知識や視座を身に着け、問題意識を涵養する。また、実践英語・コミュニケーション演習やグローバルデザインワークショップ(GDWS)により、グローバルリーダーに向けた基礎力と社会の第一線の人々(海外含む)との討論・協働経験を得る。

1年次募集定員は60名(予定)で、希望者から選抜して受け入れる。1年次後半に、各自の適性と将来設計に応じて、2年次以後も本格的に本コースで博士学位修得を目指すか、既存の通常課程で修士修了あるいは博士進学を目指すか各自判断する。本コース2年次進級希望者から20名が選抜され進級する。これ以外の通常課程進学者は、上記の基礎的素養を携えて各専門分野を深め、社会で活躍していくことになる。

2年次(修士2年相当):

本コース独自のカリキュラムにより、グローバルクリエイティブリーダーとしての博士学位取得を目指す。コース独自科目と各専攻科目に加え、6ヵ月程度の海外・国内インターンシップ(費用支援、場合によっては3年次実施)、社会イノベーションプロジェクト企画、ソーシャルICTに関する研究・実践等を行い、所属専攻の修士学位を取得する。博士後期課程進学を前提として奨励金を全員(辞退者除く)に支給する。定員は20名(予定)。

3年次(博士1年相当):

上記科目に加え、各自が企画立案した社会イノベーションプロジェクト[注意1]に取り組む。定員は30名(予定)で、2年次からの進級者に加え、主に社会人を対象として10名程度を選抜試験により編入する。以後5年次まで全員(辞退者除く)に奨励金を支給する。

4年次:

3年次に引き続き科目履修とプロジェクト遂行に取り組む。

5年次:

上記プロジェクトの成果を学位論文にまとめ、本コース独自基準の学位審査を受け、合格すれば博士学位を取得する。学位記には本コース修了者である旨が記載され、別途コース修了証も交付される。修了者は、先進的なグローバルクリエイティブリーダーとして、企業、行政、国際機関、ベンチャー起業、等で社会変革を先導していく。

【注意1】 社会イノベーションプロジェクト
学生が主体的に、グループワークを交えて、上記WSの結果をブレークダウンし、個別具体的なプロジェクトの計画を立案する。教員と外部連携組織が共同設置するプロジェクトインキュベーション機構が支援しつつ、競争的外部資金や学内コンペで選抜し支給する活動費を獲得してプロジェクトを始動し、2年間程度かけて実施し、評価を受ける。単なるPBLではなく、これを博士号取得のための主な研究活動とし、これに基づき学位論文を執筆する。