平成24年度 博士課程教育リーディングプログラム:東京大学 ソーシャルICT グローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム

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GCL TechTalk シリーズ

2015/07/15 (R2P) Global Design Lecture & Seminar: 「機械学習による変化検知」,「システムインテグレーターによるオープンソース戦略」

●(R2P) Global Design Lecture:「機械学習による変化検知」

●(R2P) Global Design Seminar:「システムインテグレーターによるオープンソース戦略」

※コース生で事前登録が出来なかった方も、当日参加は可能です。受付でお申し出ください。

※本Lectureの出席レポートは、GCLコース生2年次選抜時の参考に使います。

※本講演はGCLコース生,情報理工学生以外も参加いただけます。

poster_20150715

 

 

 

 

 

Poster

<プログラム>
◆(R2P) Global Design Lecture —————————————————-

日時:2015年7月15日(水)14:55-15:50
場所:東京大学 工学部2号館 3階 電気系会議室1AB
タイトル:「機械学習による変化検知
講演者:杉山  将(大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 教授,  大学院情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻(兼担))
概 要:
本講演では,統計的な機械学習の技術を用いた変化検知の手法を二つ紹介します.一つ目の手法は,汎用性が高く雑音に対してロバストな手法であり,時系列データの変化検知や画像からの物体抽出などに応用することができます.もう一つの手法は,多次元変数間の依存関係の変化を検知する方法であり,どのような変化が起こったかを解釈することができます.どちらの手法も,変化前後のデータの生成過程を明示的にモデル化することなく,データ生成過程の変化を直接的に学習することにより,変化検知の精度を飛躍的に向上させています.

 

◆(R2P) Global Design Seminar —————————————————-

日時:2015年7月15日(水)15:50-16:40
場所:東京大学 工学部2号館 3階 電気系会議室1AB
タイトル:「システムインテグレーターによるオープンソース戦略
講演者: 横山 甲 (新日鉄住金ソリューションズ株式会社 技術本部 システム研究開発センター イノベーティブアプリケーション研究部)
概 要:
次世代Web標準であるHTML5は、従来のWeb技術に比べ、高い表現力や操作性を備えている。大量のデータを可視化し、ビジネス的な判断につなげていくことが求められる企業情報システムを構築するための有望な技術となっている。反面、提案されている多くのAPIは、標準化のイニシアチブを取ろうとする大企業の思惑も絡み、仕様が固まるまでに時間を要し、利用には相応のノウハウが必要となっている。
新日鉄住金ソリューションでは、この使いこなしのためのノウハウを、オープンソースhifive開発プラットフォーム(https://www.htmlhifive.com/)として、公開および運用を実施している。
本講演では、営利企業が、なぜ自社のノウハウを公開し、オープンソース戦略を取るに至ったかを紐解き、同時に知名度向上&利用者の増加に向けて行っている様々な施策を紹介する。


お問合せ:GCLプロジェクトインキュベーション機構
pim [at] gcl.i.u-tokyo.ac.jp ([at] を@ に変えて送信してください)


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