平成24年度 博士課程教育リーディングプログラム:東京大学 ソーシャルICT グローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム

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GCL TechTalk シリーズ

2014/02/27(R2P)第4回 Global Design Leading Researcher Cafe

日時:2月27日(木)16:30~18:30
場所:東京大学工学部2号館3F 電気系会議室1AB
次第:
<第1部> 16:30-18:00 ショート・プレゼンテーション(学生と企業)
<第2部> 18:00-18:30 講演に関するフリーディスカッション
参加費は無料です。事前登録も不要です。

詳細:
<第1部> 16:30-18:00 ショート・プレゼンテーション(学生と企業)

講演者:
■安藤 翔伍(学際情報学府)
タイトル:L7Classifier: 網内における正規表現を用いたパケット分類手法
(L7Classifier: Packet Classification applying Regular Expression to Packet

講演概要:
従来のSoftware-Defined Networking (SDN)ではパケットの指定にIPアドレスやポート番号等のL2-L4情報によりトラフィックを指定している。提案手法では低レイヤー(L2-L4)の情報ではなく、フローレベルでトラフィックを管理し、L7に含まれるアプリケーション固有の情報を指定することにより、パケットをコン トロールする手法であるL7Classifierを提案する。また、L7Classifierの実装と評価をプログラマブルノードであるFLARE上で行い、10Gbpsでの環境下で1.7%が新規フローであるトラフィックに対し、10個アプリケーション判 別の実現可能性を示したことを解説する。

■上月 豊隆(知能機械情報学専攻)
タイトル:詳細人体模倣筋骨格ヒューマノイド腱志郎による生体データに対応可能なセンサデータ計測を可能にする設計・制御構成法
(Design and Control Approach for Measurement of Sensor Data Corresponding to Biological Information by Detail Human Mimetic Musculoskeletal  humanoid Kenshiro)

講演概要:
詳細に人体の筋・骨格構造・脳システムを模擬したヒューマノイドを開発することで、直接人間を利用することが困難なシミュレーション実験や、定量的に計測が難しい生 体データの計測が可能になると考えられる。こうした用途へのヒューマノイド利用に向けて、人体を詳細に模擬した身体構成・制御法の実装を進めた詳細人体模倣筋骨格ヒューマノイド「腱志郎」の研究アプローチについてまとめる。

■(株)KDDI研究所 情報セキュリティグループ 研究マネージャー 渡辺 龍
タイトル:(仮)パーソナル情報の利活用に向けた取り組みについて ~本人認証とプライバシー保護~

講演概要:
ビッグデータを活用したサービスの構築・進展が期待され、利用者の属性情報を活用した広告ビジネスの市場が拡大する一方で、インターネットを利用したサービスには、なり済ましなどのセキュリティの問題や、個人情報の取り扱いに関しては、利用者のプライバシーについての懸念もある。こうした課題に対するKDDI研究所での取り組みについて説明する。

<第2部> 18:00-18:30 講演に関するフリーディスカッション

問い合わせ先:GCLプロジェクトインキュベーション機構(pim@gcl.i.u-tokyo.ac.jp)

ポスターはこちら


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