平成24年度 博士課程教育リーディングプログラム:東京大学 ソーシャルICT グローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム

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2015/03/24 Global Design Seminar: 「オープンガバナンスとソーシャルイノベーション―社会と技術の融合」 講演と自由討議

デジタル時代を迎えて、我が国においてもオープンデータの推進が始まるなど公共政策体系に変容の兆しが見られる。この世界的な公共サービスシステムの変化の要点は(1)市民が公共課題の解決に積極的に関与していくこと、(2)行政はこれらの基盤としてプラットフォーム化していくこと、(3)技術が以上の流れを後押しすること、(4)これらの変化は公共ガバナンスのあり方に影響を与え、これまでの行政主体の公共ガバナンスから社会と行政の協働による公共ガバナンス、言い換えればオープンガバナンスへと公共ガバナンスが変容していくことである。昨今スマートシティが喧伝されるが、これが単にトップダウンのセンサー配備、データアナリシスに終わってはいけない。同時に並行して市民の参加プロセスがあって初めてスマートシティが成功する。

日時:2015年3月24日(火) 16:00-17:00
場所東京大学本郷キャンパス 工2号館3F 電気系会議室1A-B
言語:英語

プログラム(講演-40分、自由討議20分を予定):
1.講演 オープンガバナンスとソーシャルイノベーション(仮)   Jeremy Millard
2.自由討議 講演者、参加者を交えて、自由に議論。

講演者紹介:<英語版
Jeremy Millard氏は、EUの電子政府ランキング第一位のデンマークにあるDanish Technological Instituteのチーフ政策アドバイザー、英国ブルネル大学・ブルネルビジネススクール上級研究員を勤める傍ら、EC委員会DG CONNECTが推進している、公共部門のイノベーションや電子政府、公共サービスに関する特別顧問として、デジタル時代の欧州共同体とその加盟国の今後の公共政策のあり方を左右する重要な役割を果たしている。同時に、EC委員会のDGFOR INTERNAL POLICIES,POLICY DEPARTMENT A: ECONOMIC AND SCIENTIFIC POLICY1に協力して、”Mapping Smart Cities in the EU”の著者としても活躍している。さらに国連、OECD、世銀のこの分野の専門家としても幅広く活動している。

(参考)EC委員会の提案するオープンガバナンス概念図
open_govern

 

 

 

 

 

出所: EC 委員会提案の公共サービスビジョンより

Remarks for International participants: For more information, please refer to the Information Note (pdf) including the Programme highlights and lecturer’s short bio, etc.; Please note that this program will be in English only; Japanese interpretation will not be provided.

 


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