平成24年度 博士課程教育リーディングプログラム:東京大学 ソーシャルICT グローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム

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GCL TechTalk シリーズ

2015/05/20 (R2P) Global Design Lecture & Seminar: 「生物科学が変わる」, 「IoT2.0~脳情報科学応用としてIoT」

●(R2P) Global Design Lecture:「生物科学が変わる」

●(R2P) Global Design Seminar:「IoT2.0~脳情報科学応用としてIoT」

※コース生で事前登録が出来なかった方も、当日参加は可能です。受付でお申し出ください。
※本Lectureの出席レポートは、GCLコース生2年次選抜時の参考に使います。

※本講演はGCLコース生,情報理工学生以外も参加いただけます。

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Poster

<プログラム>
◆(R2P) Global Design Lecture ———————————————————————–

日時:2015年5月20日(水)14:55-15:50
場所:東京大学 工学部2号館3階 電気系会議室1AB
タイトル: 「生物科学が変わる
講演者: 長洲毅志 (大学院 情報理工学系研究科ソーシャルICTセンター GCL、NBDC 研究総括、エーザイ(株)EPCS顧問)
概 要:
20世紀後半からの分子生物学の発展により遺伝子機能の解明が進み、応用面でも癌をはじめとする疾病メカニズムの解明が進んだ。しかしながら21世紀に入りヒトゲノムが解読されても、ヒトの多様な疾病の理解と克服には新たな学問と技術が必要であった。そして近年になりその重要な3つの基盤技術が登場する。NGS、iPS及びゲノム編集である。NGSは個人ゲノムを実現することで個人間の差異に基づく疾病の解明・再定義を可能にする。iPS技術は疾病の実験室での再現を可能にし、分子メカニズムの解明だけでなく創薬スクリーニング系として応用される。そしてゲノム編集技術により1変異の疾病への寄与を明確にすることで多因子疾患への道を作る。さらに第4の基盤技術であるイメージングも大きく変わりつつある。まさに新しい生物科学の誕生である。応用を見据えたヒトの生物学だけでなく基礎生物学の分野も変化しており、これらを融合することで新しい生物学は飛躍的な発展を遂げるであろう。その中核で重要な役割を担うのがインフォマティクスなのである。

 

◆(R2P) Global Design Seminar ———————————————————————–

日時:2015年5月20日(水)15:50-16:40
場所:東京大学 工学部2号館3階 電気系会議室1AB
タイトル: 「IoT2.0~脳情報科学応用としてIoT
講演者: 加納敏行(NEC中央研究所 主席技術主幹)
概 要:
2015年、1999年に提唱されたIoTがようやくブレークを始める。インターネットに全てのモノが繋がるという抽象的な概念がビッグデータの登場によりようやく産業や社会での活用方法が見えてきた。本講義では世界におけるIoT活用の動向とIoTの将来を予測する。

 


お問合せ:GCLプロジェクトインキュベーション機構
pim [at] gcl.i.u-tokyo.ac.jp ([at] を@ に変えて送信してください)


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